「個展 お礼状 文例」
「展覧会 お礼状 文例」
昔のブログに、こんな検索ワードがとても多いので、
昔出したのお礼状を例にして、お話してみます。
基本的には、せっかく出す+もらう、なら
「もらってうれしくなるもの」を
イメージして考えればいいと思います。
型通りのテンプレートを検索されたかたも多いと思うんです、
でも、
「型通りの礼状」「型通りの文面」なんて、一番もらってつまらなくないですか?
ゴミ箱いきじゃないですか?
1)お礼状を出す方
展覧会のあとにお礼状を送る作家さんもいれば、送らない作家さんもいます。
展覧会のあと展覧会に来てくださった方の「芳名帳」をいただきますが、初期にはすべての方に送っていた事もありますが、今は面識のある方、招待した方、名刺交換をした方などを選んでいます。
展覧会中にお会いした方は手帳にメモ。
一度お礼状を出さなかったことがあります。
すると、どの方が来てくださったのか?
というのが自分の中でも記憶があいまいになったのと
感謝の気持ちを贈らないと落ち着かないものがあったので、今後も出すことにします。
展覧会ごとに、DMを出す方、お礼状など、エクセルの同一データの「シート」にまとめています。
前回のお礼状を出した方は、次回のDMを差し上げる方になりますね。
このエクセルの住所・名前データをそのまま、ラベル作成ソフトでラベル印刷をしています。
今回は作家6人を含め、38通を送りました。
2)文面、イラスト
多くの作家さんからもいただきますが、文面もそれぞれオリジナルです。
イラスト+お礼の言葉、という形式が多いです。お礼状に新作を描く方も結構います。
制作はillustratorCS5です。
普通はワードなどで作ればいいと思います。
「展覧会にいらした方が会場の雰囲気を思い出してくださるように」
会場の写真、展覧会に出したイラスト、プチプレゼントなどのコラージュにしました。
会期も明記。
パーティ写真などもいいと思いますが、
人の顔には注意!です。
自分の写真が、他の人たちにも勝手に配られていると思ったら不快になりますよね。
美人は別かもしれないけど(笑)
(太っているときは、顔が映ってなくてもいやだなぁ・・・)
文面ではこう書いています。
「心からの贈り物展に来てくださり、ありがとうございました。直後の東日本大地震の影響を受ける事なく、好評に展覧会を終える事ができたことは、本当に運の良かった事だと感謝しています。みなさまの応援から元気をいただいて、これからも絵の活動を頑張って行こうと思います。お忙しい中のご来場ありがとうございました。」
これでも長めですが、東日本大震災のお悔やみの言葉なども、長くなるので最低限に省いています・・・
素直な気持ちを書くこと、それから「これからも頑張ります」という前向きな言葉が書いてあると、応援してくださった方が喜んでくださるのでは・・・と思っています。
展示会に来てくださる=応援 と思っています。
そして、招待状もそうですが、一人一人思い出して、手書きのコメントを入れること。
「美味しいお菓子をいただいてありがとうございます」とか「カードをお買い上げいただきありがとうございます」とか「○○のお話は楽しかったですよね」とか、
「自分のことを覚えていてくれる」と感じると嬉しくなりますよね。
ベストセラー作家の斉藤一人さんが、「人は『自己重要感』を満たしてほしいもの」と著作で書いています。
展示会中に手帳にお会いした方の名前、出来事、あとたまに似顔などもメモしています。
3)時期
2週間後~1ヶ月以内ですかね・・・。
お客さんの立場に立つと、その展覧会に行った事を忘れたような時期がいいのでは?
展覧会のお礼状はもらったとき、「あ、そういえば行ったな~」と懐かしいときがあります。
贈答品のお礼状と違うから、焦らないでゆっくりめでいいと思いますよ♪
2、3ヶ月たってもいいですし、送らなくてもいいものですし。
4)会場の作家さんへのお礼状
今回はグループ展でしたが、一緒に展覧会に出展した方にも同様のお礼状を出しました。
以前に大きなグループ展で作家の方からいただいて嬉しかった事があるんです。
結果、作家さんの何人かから、丁寧なおハガキでのお返事をいただきました。
あまりこれをしている方はいませんが、おすすめです。
ちなみに
いただいた展覧会のDMの中で、行ったものと、お礼状はポストカードファイルにとじて保存しています。
わざわざ展覧会まで行く場合って、「作品、+その作家さん」のファン、ですのでファンブックみたいなものです(笑)
とにかく相手の立場に立って
もらって嬉しいもの
「相手思い」でいきたいですね。
展覧会のお礼状の文面についてでした。